理想と現実

誰だって、理想の自分はあると思います。

 

でも、現実の自分と理想の自分は違うんですよね?

 

理想の自分になりたくて、努力しても理想にはなれません。

 

それは、自分自身と理想の自分に差異があるからです。

 

でも、理想の自分を思い浮かべることは大切で、理想の自分を投影出来るようになると。

 

本当の自分が見えてくるんですよね?

 

なんですか?理想像はこうだけれども、自分はこうだ!みたいな。

 

理想にはなれないかも知れない。でも、理想から自分を知ることが出来る。

 

だから、どんな時でも目標って必要なんです。

 

遠いところに旗を立てる。そこに向かってる途中に様々な自分が見えてくる。

 

それが、本当の自分。

 

自分が見えてきたら、もし理想像とは違っても。前に一歩ずつ進む。

 

目標の旗を差し替えてもいい。自分らしい道を歩んで行けたら、それが一番良い。

 

だって、理想の自分を想像しなかったら、あなたは誰だか分からなかったのだから。

 

だから、目標の旗を目指してる途中で様々な経験が出来るだろう。

 

後は、あなたの感覚だ。歩き易い道もあったら歩きにくい道もあるだろう。

 

正にそれがあなたの人生で自分を知る為の糧になる。

 

だから、あなたには目標となる旗をなるべく遠くに立てて欲しい。

 

それは、見えないくらい遠いところでも構わない。

 

でも、あなたは自分の方向性を失わずに。

 

真っ直ぐな道ばかりではないだろうけど、自分の道を失わずに歩いて欲しい。

 

いつか、きっと辿り着くから。

 

もし、辿り着けなかったとしても、あなたはあなたの人生の意味に気付くから!

 

人生ってきっと、目標に辿り着く為にあるのではなく、目標に向かう道中にあると思う。

 

そして、あなたは沢山の自分に出会うことが出来る。

 

道の途中で出会った人、風景、感情。

 

様々なことがあなたを成長させてくれると思う。

 

人生とは、限りがあるが、終わりのない旅である。

 

だって、旗に辿り着いたら、きっとあなたは新たな旗を立てるのだから。

 

旗(目標)は遠い所が良い。

 

だって、あなたはその間、長い旅を楽しめるのだから。

 

そこで、理想としていた世界と現実を知ることになるだろう。

 

でも、それは、あなたが旗を立てた意味に近付いた証拠である。

 

理想と現実は違う。

 

でも、現実で理想の世界をいつか創り上げることは出来ると思う。

 

人生ってバトンタッチで、一人じゃ作れない。

 

だから、皆一人一人が理想を思い浮かべて、旗を立て旅に出る。そしたら、現実が見えてくる。

 

そうやって、何世代も何百年何千年と続けることによって。

 

この世界をこの現実を理想に変えて行く旅に出ている。

 

理想って思い浮かべた世界ではなく、現実を知ることから出来ると思うから。

 

いつかこの世界は理想の世界の実現を果たすことになると思う。

 

あなたと僕は違う。

 

でも、あなたと僕が目指している世界は同一だと思う。

 

僕たちの夢は一人一人生けるもの全てが幸せになること。

 

この世界に生まれて本当に良かったと感謝することだと思うから。