皆さんには、人生に対する解答はお持ちでしょうか?
それが、有言実行だと言う方も居たら石橋を叩いて渡ると言う方もいるのではないでしょうか?
今回は人生の解答について話をしたいと思います。
結論から言うと、人生の解答なんて存在しません。
何故なら、誰もこの先の人生を生きたことがないからです。
僕たちは、初めての人生で。これからという未来も経験したことがないからです。
それでは、僕が何故この記事を書こうと思ったのか?
それは、人生という暗中模索の状態で自分とは何か?自分の人生の意義とは何かを考えてもらいたいからです。
これを人生計画だとしましょう。
自分がどう生きていきたいのか?
自分の人生の意味とは?
皆さんはまだお若いのかも知れません。
でも、80歳や90歳になった時には必ず考えることだと思います。
あ〜、楽しい人生だったなぁなんて思えて死ねるならそれが一番良いでしょう。
でも、この世は幸せなことより不幸なことの方が多いんです。
だから、自分の主軸(原点)になる解答を常に用意してもらいたい。
先程の有言実行なら、最低限自分の言ったことくらいは守ろうとか石橋を叩いて渡るだったら、注意して失敗を未然に防ごうとか。
それは、人生の解答が出てる人でも失敗することはあります。
僕が言いたいのは、なにも成功例だけじゃなく失敗の仕方なんですね。
成功から学ぶことって、そんなにないんですよ。だけど、失敗から学ぶことは沢山あります。
だって、成功してない訳だから!
だから、勝ち方より負け方の方が実際は重要なんですね。
負けたって結果に拘る(こだわる)より何故負けたのか?とかこの負け方は次に繋がるのか?とかの方が重要なんです。
それを人は学びと呼んでるはずです。
人は何かを成し遂げたい場合や成功したい場合は、よく成功者から学べと言います。
確かに、それは言えてて。
仕事でもそれこそ自由業と言われる作家や画家でも、成功している方から学ぶことは成功の素です。
というよりも、成功者から学ばないと成功出来ません。
それは、成功者が教えるのは基礎になることだからです。
その基礎を忠実に守って、その派生として生まれたコツがあるからです。
サッカーで言うと、初心者にいきなりオーバーヘッドキックは教えませんよね。
最近、海外は別として。プロでもオーバーヘッドキックをする選手は見られません。
それは、基本に忠実だからこそだと思います。
それで、何故僕が失敗した方が学びがあると言ったかと言うと、成功者は数々の失敗を繰り返しています。
基礎って後発的で、数々の実例として失敗の上に出来るんですね。
学生の皆さんなら分かるかも知れませんが、数学でも物理でも公式がありますよね?
計算を解く上で基礎中の基礎ですよね?
でも、その基礎を証明する為に数々の数学者や物理学者が失敗を重ねてきました。
基礎が出来上がった状態で、何かを学べるということは当たり前のようですが、昔の人から言わすと非常に稀有(けう)なことです。
だから、学生に問わず。仕事や勉強で基礎を学べている方にはその有り難さを知ってもらいたいです。
それで、冒頭の話に戻るのですが。
僕たちは、未だ経験していない未来に向かっています。
何が起こるかなんて、誰にも分かりません。
そんな中で分かっていること。理解出来ることは、自分がどうなりたいのか?
だけなんですね。
きっと、それがこの世界を。これからの僕たちの世界を作っていくと思います。
冒頭で暗中模索の未来と言いましたが、その自分という主軸(原点)の考え方が、人生の懐中電灯の役割を果たしてくれるはずです。
今度は僕たちが未来を生きる人たちに、未来を生きる為の基礎を作ってあげましょう。
失敗はあるでしょう。
前を照らす意志(懐中電灯)があったとしても、見えてない所の方が多いんですから!
だから、失敗を恐れずに。そこから、学んでいきましょう。
それが、人類に限らず生物が行ってきたバトンタッチだと思うから。
タイトルに答えとは?と書きましたが。
10人居たら、10通りの考え方があっていいんです。
誰かの答えが誰かの解答になることもなければ、誰かの不解答が誰かの答えになることも十分にあります。
そうやって、生きる基礎を先人の方たちは作ってきました。
今度は僕らの番です!
歴史から学んで、歴史を作りましょう。
皆さんには、人生の解答がありますか?
未来を照らす光がないと、どうしても前に進みづらいし、怪我をしてしまいます。
今、一度自分のことを見つめ直し。
自分の意志(懐中電灯)を作ってみてください。