自覚

自分を覚えると書いて自覚って読むけど...

 

いまいち、意味がわからないですよね。

 

今日は自覚とはなんぞやというテーマで書いていこうと思います。

 

自覚ってなんなんでしょうね?

 

よく、自分の立場を自覚しろとか自分の年齢を自覚して行動しろとか言われますけど。

 

辞書では、自覚。

自分自身について、はっきりと知ること。
自分の状態・地位・任務・価値がどんなものかを、よくわきまえること。そのわきまえ。
 「責任を―する」
自分で感じ取ること。
 「―症状」

とありますけど。

 

自分自身について、はっきりと知ること...

 

う~ん、難しい。。。

 

この世界で自覚出来てる人がどの程度いることか。

 

そもそも、自分ってなんなのでしょうか?

 

世界分かつ、自らの分。

世界の自らの分。

世界で唯一無二の、世界から隔てた自分であり世界の一部である自分。

 

その自分を覚える作業(知っていく作業)が、自覚。

 

それじゃあ、自覚する意味はなんなのか?

 

他人とは違う。世界とは違う。

それでも、世界の一部の他人の一部の自分。

 

どうやら、ここをしっかり考えていくことが自覚の意味に繋がっていくようだ。

 

要するに、世界で唯一無二であり世界の一部であるということを知る(覚える)というのが自覚らしい。

 

自分を知ることによって、自分のアイデンティティーを育むことが出来る。

 

自覚とは世界を自分の視点で見ていく為に必要になっていく。

 

いや、この言い方には語弊がある。

 

自覚とは世界の一部として、世界の唯一無二の存在としての自分を知ることにある。

 

そうすることによって、自分という意識を高める。

 

そして、世界を受け入れる準備が出来る。

 

自分を一つの個体であり、世界の集合体の一部なんだと。

 

結局のところ、自覚とは自分に与えられた役目を果たす為に必要な準備段階なんだということ。

 

また、世界から見た自分。自分から見た世界の相違なんだということなんだ。

 

自覚とは、世界との融合であり世界との離別なんだ。

 

ちょっと話をややこしくしてしまった。(反省)

 

自分を知ることによって、個人として世界に問いかけが可能となる。

 

もっと簡単に言うと、自分を確立した存在だと意識する為に自覚する必要があるのだ。

 

よく自分の立場を自覚しろとか、自分の年齢を自覚しろとか言われるが...

 

それは、自分という存在を自分の役割を果たせるのは。自分を自覚した自分だけなんだから。

 

もっと自分の位置(アイデンティティー)を把握しろという意味なんだ。

 

自覚した人は自分の役割や位置を正しく理解している為、自分の考えに惑わされることがない。

 

だから、行動がはっきりする。

 

自覚する意味は正にここにあるのかも知れない。

 

自分を理解し世界を理解する。

自分と世界は相互関係にある。

それを知るために自覚が必要なんだ。