僕は、人の中には天使と悪魔がいるものだと思っています。
別に、善い行いをするのが天使で悪い行いをするのが悪魔だとかは思いません。
僕の定義は理性が天使で欲が悪魔だと定義しています。
どっちが良いとかではありません。
両方とも人には必要なことだと思います。
特に欲が大切だと思っていて、もしこの世に欲がなかったら生物は全て死滅していると思います。
三大欲求である。食欲、性欲、睡眠欲がその代表で生きる為には必要な感情です。
それで、僕は人間は性悪説を信じていて。
人間だって、動物なのだから欲に忠実だと思っています。
だって、そうじゃないと生き延びれないと思うから。
だから、子供は純粋なのかも知れません。それが、欲に忠実に生きているのだとしても・・・
動物も人間も知能や教育があるから、理性が利くようになっていくんだと思います。
もし、理性がない世の中になったとしたら。
人間は滅ぶと思います。少なくとも人間社会は形成出来ないんじゃないかと思います。
だって、法律自体守れなくなるんですもの。
でも、だからと言って、欲が必要ないのかと言うとそうでもないです。
生存欲求だったりする。本能的な欲求は生物が生存する為に遥か昔から形成されたシステムであり、それを理性で完全にコントロールしてしまったら。
ただ、何の目的もなく呼吸しているだけの人生になってしまうと思う。
人間性や個性は理性と欲のバランスで生まれると思う。
だから、理想としては欲を理性でコントロール出来るようになるのが一番良いことだと思う。
人間は天使と悪魔の共存で初めて成り立つ動物だと思う。
解放し過ぎても駄目だし、制御し過ぎてもよろしくない。
要はバランスだ。
僕たちは人として生まれて、人間として死んでいく。
だから、このコントロールこそが人間に与えられた一生の課題だと僕は思う。
理性だけでは生きていけないし、欲だけでも社会を形成出来ない。(人間は考える葦(あし)だから)
人が求めることと社会が求めることは、一概に一緒だとは言えない。
ただ、人間社会で生きていく為には共存共生が必須である。
だから、少し悪魔(欲)が強い人は天使(理性)で制御出来るようになろう。
人間には、それしか生きる道がないのだから。
人間は欲を理性でコントロールして、初めて自由になれるものだと思うから。