最近、自分の人生なんてどうでもいいと言っている人をよく見かけます。
気持ちは凄くよく分かります。
でも、人生って死ぬまで続いていくんですよね。
じゃあ、死ねば終わるんだから死ねばいいの?
っていう話になると思いますが...
死ぬって、そうそう楽に出来るものじゃありません。
じゃあ、どうしたらいいの?って思うはずです。
僕の中で答えが出てて、生きるって決めることなんですよね。
生きる覚悟を決めるっていうんでしょうか。
僕も先程記述したように、死にたい人の気持ちは分かります。
正直、この先の未来に希望が持てないので今死んだ方がいいんじゃないかって思います。
じゃあ、死ねばいいじゃん?って思いますよね?
でも、死ねないんですよ。
死ねば楽になるって分かってても死ねないんですよ。
僕は小心者で死ぬ勇気がないんですよ。
じゃあ、そこまで死にたいなんて思ってないんだよ?
って思うでしょう?
死ぬって、世間一般では逃げだとか負け犬だとか思われてるかも知れないけど...
死ぬ程人生のことを考えてるんですよ。
だから、結局のところは生まれて来なければ良かったって結論に達します。
だけど、生まれてきたからこの世に存在している訳なので。
生きるか死ぬかの二択に迫られる。
または、死んだように生きるか。
だけど、死ねる覚悟が出来る人は極少数なんです。
最近、ニュースを見ると。
小学生、中学生、高校生と自殺が目立ちます。
若年層ですよ。
例えば、50代、60代の人が人生を一通り経験して。
この世界では私は幸せになれないと判断した上でなら分かります。
勿論、高齢者の自殺も然りですよ。
ただ、若年層の自殺が目立つのが気になります。
今からの日本を作り上げてく世代が、自分の命を自分で絶つのは悲しいことです。
だって、若年層なんて人生これからだと思うし。
僕から言わせたら、人生始まってもいないんです。
人それぞれ悩みは違うから、これが原因ということは言えません。
だからと言って、自殺するなとも言えません。
だって、その人たちは悩んで苦しんで出した答えがそれなんですもん。
だから、僕は思ったんです。
もっと自由に人は生きていいんじゃないかって!
学校なんて行きたくなければ行かなきゃいいんです。
会社なんて行きたくなければ行かなきゃいいんです。
少なくとも、それが死の選択肢になるなら...
社会が変わらないと、この現状は変えられないと思います。
その為には、一人一人がこの現状から目を背けちゃ駄目なんです。
皆に優しい社会を作っていきましょう。
誰かが得して、誰かが損する。
誰かが何かを獲得する上で、その裏で搾取される人がいるとするのならば...
この世は弱肉強食です。
しかし、人間の社会でもそれが起こっていいのでしょうか?
人は誰かを幸せにする為に、誰かに幸せにされる為に生きています。
人間社会だけでも、そういう社会を形成していかなければいけないんじゃないでしょうか?
人が人を喰う世の中にしてしまったら、気の強い人やずる賢い人しか残りませんよ。
そして、その中でまた争いが起こります。
優しい人が良い人が世の中を信じていける社会を作っていかなければ、いつか人は滅ぶと思います。
いや、そんな世の中だったら人は滅んだ方がいいと思います。
人は人の為に存在しています。
だから、いつか優しい人で溢れている社会になることを願って止みません。
話を戻します。
真剣に生きてるからこそ、死が隣合わせにあります。
死んだ人はもうこの世には存在出来ません。
だからこそ、今からでも少しずつ自殺者が出ない社会を目指しませんか?
誰でも、今は難しくても将来に希望が持てる社会を作っていきませんか?
僕は不憫で仕方ないんですよ。
自分で自分の命を絶つ人が本当にそれを望んだと思いますか?
死にたいは生きたいの裏返しなんですよ。
当人はきっと幸せになりたかったと思います。
死人に口なしと言われるように、当人の口からはその理由を聞くことなんて出来ません。
しかし、自分は今最高に幸せだ。これ以上幸せになるには死ぬしかないなんて人聞いたことがありません。
人はいつか死にます。
だけど、死ぬ間際に納得出来る人生を歩んで欲しい。
少なくとも、絶望の中で死んでなんて欲しくないんです。
あなたの周りでも少なからず居るはずです。
死にたいなんて言う人を相手するのは、とても疲れることでしょう。
でも、その人はそれだけ生きたいと思ってるはずです。
慰める必要はありません。
きっと、何を言っても無駄だから...
面倒臭くて相手にしなくてもいいです。
でも、あなたはそうならないようにして下さい。
あなたの人生はあなたしか作れないのだから。
結局のところ、生きるも死ぬも決めるのは自由です。
だから、その決断を他の誰かのせいにしないで下さい。
決めるのはあなただし、あなた以外にその決断を下せる人が居ないのだから。
人生の最後に、この人生に後悔はないと死ねたらいいですね。
あなたの人生に責任が持てるのは、あなたしか居ないんです。
最終的には、あなたが決めたことなのだから。