最近、ニュースで小学生の女の子が戦争の悲惨さを語った報道を見ました。
その内容が、大衆の前で作文を発表して、どのような反応があるかの審査形式なものでした。
簡単に要約すると、戦争は悲惨なものだから二度と繰り返してはいけない。というものでした。
まあ、防空壕まで危ない所だったっていうのは、僕も初耳だったんですけどね。
それで、老若男女揃って共感しているニュースでした。
ここからは、そのニュースを見て僕が思ったことを書くのですが・・・
それって、果たして意味があるのかなと思ったのが正直な感想です。
だって、その小学生なんて平和な時代に生まれて戦争のせの字も知れない子でしょう。
まあ、僕もそうなんですけど・・・
それで、戦争は悲惨だって人伝ての言葉で言われても僕には響きませんでした。
それなら、今90歳を超えてるようなお爺ちゃん、お祖母ちゃんが伝えたら良いんじゃないかなって。
それが、出来ない程嫌な経験だったんでしょう。これが、戦争の悲惨さを訴えているんじゃないかって僕は思うんです。
語り継がれなければ、事実はいつか風化します。
でも、戦争を知らないって、実は凄く幸せな状況だと思うんです。
だって、起こらないから知らない訳なんですもん。
僕が言いたいのは、こんな事じゃなくて。
戦争って、国と国が行うものなんです。
そこに、人を投入するから、人同士殺し合わないといけなくなる。
ロシアとウクライナが今この瞬間も戦争を止めないじゃないですか?
ロシアが悪いのかも知れません。でも、ロシア国民だって、最初の頃はストライキを起したりして戦争を反対していたんです。
そこをロシア政府は警察を使って、戦争に反対するものは国家反逆罪だなんて言って、国民を強制的に戦争に駆り出したんです。
ウクライナだって、好きで戦争を始めたんではなく、国を守る為に仕方なく始めたんです。
これはどっちが悪いとかの次元を超えてきてるんですね。
戦争って国の利益になったり不利益を被ることになると起こります。
裏で操作してる奴がいるなんて言われますけど、果たしてそうでしょうか?
これって、よくよく考えると第二次世界大戦の日本のやり方と酷似してるなって思うんです。
日本だって、どこかの国に攻められたら戦争になります。
最初は自衛隊だけかも知れませんが、自衛隊が戦ってるってことは文字通り戦争なんですね。
そこに、国のお金もつぎ込まないといけなくなる。
勿論、税金です。税金が上がる。僕たちは払う義務が生じる。
もうこれって、国民全員で行ってる戦争ですよね?
日本人は戦争をしない人種だと思っています。するくらいなら、乗っ取られた方がいいとする思想だと思います。
でも、国がそれを許すと思いますか?
学校教育だって変わってく。銃の打ち方や強い子を育てる方針に変わっていくでしょう。
僕が言いたいのは、戦争の悲惨さを伝えるのは良いことだと思います。
でも、選挙の投票率からも分かる通り。
政治に全く関心のない人たちがいくら戦争反対しても、国が首を縦に振ったら戦争しないといけなくなるんです。
国に全く興味がないのに、戦争反対だけは訴えられない。
それなら、どうして選挙に行かない?
それなら、どうして政治に関心を持たない?
と一喝されて終わってしまうんです。
先ず、国に戦争をさせたくないのなら。
政治に関心を持つべきなんです。
国の動向を常日頃から見張っていたら、少なくとも何もしないよりは戦争は起こらないんです。
僕の違和感って正にそれで、このニュースを見た時に。
何の意味もないって思ったんですね。
いくら戦争の悲惨さを伝えても、起こってしまったら戦うしか選択肢はありません。
だから、常日頃からこの国に関心を持つことが第一歩だと思います。
このニュースは小学生という幼い子がよくここまで関心を持って調べたなあと感心しました。
ですが、その子には選挙権も国を動かす力もないんです。
子供を守れるのは大人だけなんです。
だから、もし戦争をしたくない。若しくは戦争をなくしたいと思っている方が居たら。
くどくど言いますけど、政治に関心を持ってください。
それが、自分の身だけではなく。国民一人一人を守るきっかけになってくれるはずです。
警察は法で動いています。法律を通して、政府が警察を使って戦争反対者を処罰する事態になってからでは遅いんです。
今回はニュースの特番を見て、僕が感じたことを書きました。
難しい問題なので、様々な意見があるかとは思いますが、僕の感じたことをありのまま皆さんに伝えてみました。
この国を良くする為に、国民全員で手を取り合い、この国はもっと良くしていきませんか?
いつか戦争がなくなりますように。
いつか日本国がより良い国になりますように。
いつかあなたがこの国に生まれて来れて良かったと思えますように。