本当の更正とは?

皆さんは、犯罪者についてどのような感情をお持ちですか?

 

色々意見あるかと思います。

 

犯罪者は更正不可とか犯罪者は罪を償えとかですかね?

 

ここからは、僕が思う犯罪者について語っていきますね。

 

確かに、どうしようもない。手の付けようがない犯罪者もいると思います。

 

生まれながらの悪みたいなね!

 

ただ、殆んどの法に触れてしまう方って無自覚だったり魔が差したりして犯罪を犯している人だと思います。

 

だから、更正の余地は十分にあると思うんですよね。

 

それを十把一絡げにして同じ者として扱うのは違うと思います。

 

だってそうでしょう。

後者の方たちは更正の余地が十分にあるのだから。

 

犯罪者は罪を犯します。

 

その罪の償い方が問題で...

 

日本ってそうなのですが、罪を償うのではなく。

文字通り、刑罰を与えているんですね。

要するに、罰を与えている。

 

これって、罪を償うこととイコール関係にあると僕は思えないんですよね。

 

罪を償うってさ。

 

あっ、償うググりますね。

 

つぐな‐う
つぐなふ 【償う】
 
《五他》
1.
金品を出して、相手に与えた損失を補う。埋め合わせをする。
 
2.
金品や労力を提供し、または何かの方法で罪やあやまちの埋め合わせをする。
 「出家して罪を―」

 

となっています。

 

だから、マイナスをプラスマイナス0にすることなんですよ!

 

これが、罪を償うことなんです。

 

果たして、それは可能なのでしょうか?

 

仮に、誰かが誰かのお金を盗んで返金したとしても。

金銭的にはプラスマイナス0だけど、信用は元には戻らない。

 

だから、これは罪を償ったことにはならないと僕は思う。

 

人を殺して、プラスマイナス0には出来ないでしょう?

生き返せないんだから。

 

だから、誰にも罪を犯したら償えないのだと思う。

 

だからと言って、罰を与えるのは違うと思う。

 

確かに、被害者の中には加害者が罰を受けていると気が収まる部分もあるかも知れない。

 

でも、それは一時的な気休めであって。根本的な解決にはなっていない。

 

罰ではなく、加害者が更正することに重点をおかないといけないと思う。

 

加害者が罪を認め、反省し二度と罪を犯さないことが本当の更正だと思うからだ。

 

人聞きの言葉を引用するが、被害者は被害の意識が消えない。加害者は罪の意識が消えない。

 

要するに、両者とも救われないのだ。

 

だから、加害者は罪を認め改めたら二度と罪を犯してはならない。

 

被害者は法に触れる行為をする者がいることを忘れてはならない。

 

ただ、被害者は1ミリも悪くない。

悪いのは犯罪を犯す者である。

 

ただ、加害者にも人生があり更正する余地があることも忘れてはならない。

 

御一読ありがとうございました。