あなたがもし大切な方を亡くされていたら。

事故や病気や自殺などで、あなたが大切な方を亡くされていたとしたら。

 

どのようにして受け入れたらよいのでしょうか。

 

応えは様々あると思いますが...

 

必死になって忘れようとする。

 

前向きになって、新しい趣味などを見つけ。傷を和らげようとする。

 

時間が経って、傷が癒えるのを待つ。

 

これって、僕は違うと思うんですよね。

 

必死に忘れようとするのは、忘れたくないから必死に忘れようとしていることだと思う。

 

他のことに夢中になるということは、傷付くことから逃げようとしていることで。

根本的な解決になってないと思う。

 

時間が経つのを待って、傷が癒えるのを待つなんて最たるもので。

あなたは本当に後悔してることで時間が経ったから、傷が癒えました。なんてこと。人生でありましたか?

 

僕が言いたいことは、これらに共通しているのは。

本当に大切な人を亡くされたんだな。ということ。

 

だから、本当は生きていてほしかった。亡くなったとしても大切な人。

 

だから、本当は忘れたくない。

 

だから、忘れないでいて下さい。

 

忘れる努力はしないでいいと思います。

 

それよりも、あなたが大切な方と共に居た時間を忘れないで下さい。

 

あなたの中にだけでもその方を居させてあげて下さい。

 

それが大切な方の人生の一部なのですから。

 

あなたは置いていかれた訳ではありません。

 

その方が導いてくれた人生です。

 

あなたがもし、その方を本当に大切に思っているのであるのならば。

その方が居ない人生はあり得なかったのではないでしょうか?

 

だから、忘れる必要はありません。

 

今も辛いのは言い尽くしがたいのですが。

 

いつか、あなたが笑えますように。

 

いつか、あなたがこれからの人生でその方を見つけられますように。

 

いつか、あなたが新しい導を見つけられますように。