趣味とは

趣味とはその人の嗜好が表れますよね。嗜好はその人そのものだと思います。なんかいいですよね。自分が表現出来る術があって。今、あまり聞かない言葉ですけど一時期オタクって言葉流行ったじゃないですか。僕は冷ややかな目でその方たちを見ていたんですけど、ふとした時に気付いたんですよね。オタクと罵られてまで酔狂出来る趣味がある素晴らしさを。1つのものに熱狂したいなって思った訳ですよ。何よりも自分の好きなもので自己表現出来ている事が羨ましくて。だから、絶対僕も趣味見つけようって思ったんですね。よく言われるじゃないですか。仕事しているからこそ、その合間にする趣味が楽しくなるって。たまにやるから楽しいんだぞって。果たしてそうでしょうか。本当に自分に合ってる趣味で本当の意味で熱中出来たら、いくら時間があっても足りないくらいなんじゃないかなあって僕は思います。ある本に書かれていたんですけど、自分の本当の才能は仕事として培ってきた能力ではなく余暇に何気なくしている事だと。僕もそう思います。勘違いしてしまうんですよ。仕事は常にブラッシュアップしていかないといけない訳で。それが結局自分の能力で1番秀でてしまう訳で。だから、自分の才能はこの仕事で培った能力なんだって思ってしまう訳ですよ。そうです。あなたに能力がなければその地位もその収入も得る事が出来ませんでした。しかし、あなたはその仕事を余暇の時間に無収入でやりますか?僕が言いたいのは才能って、自分の中で1番秀でた能力でもなければ自分が社会の中で培ってきた能力でもないんですよ。才能って自分が1番自分を表現出来る術なんですよね。だから、人からの評価は必要ない訳なんですよ。仕事にすると当然ですが他者の評価じゃないですか。相手が求めている事は何か。何をすればお金を払ってくれる人がいるか。これ、自己評価にしたらもうあれじゃないですか。だから前述した通り、趣味は仕事の合間でいいんです。仕事は生活する為にこなしていけばいいんです。そこに才能を持ち込まないでいいんです。だからこそ、余暇に行う嗜好こそが本当の才能なんだと僕は思います。皆さんも素晴らしい趣味見つけられるといいですね。